アフィリエイトに本格的に取り組むために、無料ブログではなくワードプレスでブログを始めたい。
でも、ワードプレスって、一体どうやって始めればいいの?
こんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
無料ブログと違って、ワードプレスは始めるまでに自分でやらなければならない設定がいくつかありますからね。
そこで、このページでは、ワードプレスでブログを始めるまでの手順を解説していきます。
色々な用語が出てくるので初めは大変に感じるかもしれませんが、焦らずじっくりお読みください。
WordPressでブログを始めるために必要な全手順
ワードプレスでブログを始めるには、以下の7つの手順を踏む必要があります。
実際に記事を書いてブログを公開するまでに色々とやることがありますが、一度設定してしまえば後はどんどん記事を更新していくだけですので、1つずつクリアしていきましょう。
1.レンタルサーバーを契約する
ブログを開設するためには、まずレンタルサーバーと契約をする必要があります。
サーバーは作ったページをネット上に置いておくためのもので、これがなければ作ったブログを公開することができませんので、Wordpressでサイトを作る場合、サーバーの契約は必須です。
レンタルサーバーを契約するためには、初期費用と月額費用がかかり、この料金はレンタルサーバー会社によって違います。
また支払い方法も、月額費用は毎月決められた額を支払う“月払い”と、一括で一年分の料金を支払う“年払い”の2種類の支払い方法があります。
月払いと年払い両方に対応した会社もありますが、月払いしか対応していない会社もあるので、事前に確認して自分が利用しやすい方を選びましょう。
また、サーバーを選ぶ際は、料金だけでなくサービス内容にも注目した方がよいです。
例えばサーバーの管理画面は使いやすいか、サポートが充実しているかなどを見ておきましょう。
なおオススメのレンタルサーバーはエックスサーバーです。
管理画面の操作がしやすいのはもちろんのこと、通信の安定性が高く、Wordpressに関連する機能も充実しているため、エックスサーバーを使っているアフィリエイターも多いです。
メモ
ちなみにワードプレスを導入するためには、ApacheとMYSQLに対応していなければないのですが、この辺りは専門的な内容ですし、知らなくてもメジャーなサーバーは対応していますので、詳しく知らなくても問題ありません。
2.ドメインを取得する
ドメインというのは、ホームページのURLのことです。
ホームページの上部に、◯◯.comのようなアドレスが表示されていますよね?
このURLがドメインなのですが、これを取得しないとブログを開設することができません。(要は、サーバーとドメインの2つがWordpressを始めるために必要ということです)
独自ドメインは、あなたの好きな英数字を使って自由に決めることができます。
無料のブログサービスでは、一般的にそのブログサービスの名称が入ったURLが強制的に決められてしまいますが、Wordpressの場合は自分の好きなURLをドメインにできますので、使いたいURLがある場合はドメイン取得業者に依頼して希望の文字列で独自ドメインを取得しましょう。
なお独自ドメインを取得するためには費用がかかります。
ドメインを1つ取得するための費用の相場は年間1000円から3000円程度ですが、「.com」や「.net」「.jp」などドメインの種類によって料金が変わるので、自分が使いたいURLと費用に合わせて業者を選択するとよいでしょう。
どのようなURLにするかで、人の集まりやすさも変わってくるのでドメイン取得は慎重に行ってください。
3.取得したドメインとサーバーを紐付け設定する
レンタルサーバーの契約と、ドメインの取得が完了したら互いを紐付けする作業に移ります。
WordPressの場合、独自ドメインを取得すればすぐにサイトを立ち上げられるのではなく、サーバーで使えるようにするための「ネームサーバーの設定」という作業をする必要があります。
ネームサーバーというのは、インターネット通信をした時にドメイン名をIPアドレスに変換するためのもので、DNSサーバーとも呼ばれています。
ネームサーバーの設定はドメイン業者側で行います。
ネームサーバーの設定場所は、ドメイン業者の公式サイト上で管理画面を開いてドメイン設定の項目を開くと、概ねそこにネームサーバーを入力する場所があります。
5つの欄があるはずなので、契約サーバーで指定されているアドレス(1~5個のアドレスでサーバーごとに違います)を入力します。
これでドメインとサーバーの紐付け作業は完了です。
なお、ネームサーバーを設定しても、その設定が反映され、Wordpressの管理画面にログインできる状態になるまで、ある程度時間がかかります。
反映までの時間の目安は業者によって変わりますが、2日から3日程度かかる場合もありますので、ネームサーバー設定はドメインを取得したらすぐ行っておくのがオススメです。
4.独自SSLを設定する
ドメイン業者でネームサーバーの設定が完了したら、今度はレンタルサーバー側で独自SSLを設定します。
SSLはブログを安全に運営するためのセキュリティ強化策、というくらいに理解しておけばとりあえずは十分です。
この設定は反映に時間がかかるので、最初に行っておくと作業がスムーズに進みます。
独自SSLの設定は業者によって変わりますが、エックスサーバーの場合はまずページの右上にあるログインボタンから、サーバーパネルへログインします。
「https://www.xserver.ne.jp/login_info.php」のインフォパネルからログインする方法と、「http://www.xserver.ne.jp/login_server.php」のサーバーパネルからログインする方法があります。
サーバーパネルにログインしたら、一番上にある「ドメイン設定」をクリックします。
するとドメイン設定の追加画面が開くので、そこに取得した独自ドメインを記入してください。
ドメイン名は、「.com」や「.jp」を含めて間違いのないように入力しましょう。
「無料独自SSLを利用する」という項目にチェックを入れておくことも忘れないようにしてください。(これにチェックしておかないと、自動で独自SSL化してくれません。)
後はドメイン設定の追加をクリックすれば、独自SSLの設定は終了です。
なおドメイン設定の段階でSSL化のチェックを入れ忘れた場合、または何らかの理由でSSLに失敗した場合も、後ほどサーバーパネルからSSL化の設定はできますので安心してください。
5.WordPressをサーバーにインストールする
WordPressを利用するためには、サーバーにインストールする必要があります。
レンタルサーバーによってインストール方法は変わりますが、エックスサーバーなら簡単にインストールできます。
エックスサーバーには、「Wordpress簡単インストール」の機能があるので、サーバーパネルからそれを選んでください。
まず、インストール画面が現れるので、そこに必要事項を記入します。
ユーザー名、パスワード、メールアドレス、ブログ名を入力しますが、ブログ名は後からでも変更可能です。
ユーザー名はログインIDにもなるので、パスワードと共にメモを取り忘れないようにしておきましょう。
キャッシュ自動削除は特に理由がなければオンにしておくと便利です。
データベースの項目にある「自動でデータベースを生成する」というのは、利用するデータベースの作成や設定を、Wordpressに自動生成する機能です。
便利な機能なので、こちらもオンにしておくとよいでしょう。
必要事項の入力が完了したら、一番下にあるインストールボタンをクリックすればインストール完了です。
6.WordPressの初期設定をする
WordPressのインストールが完了したら、管理画面にログインできるようになります。
ログインしたらまずはURL変更をしておきましょう。
管理画面の「設定」から「一般設定」に進むと、サイトアドレスとWordPressアドレスの項目があるのですが、デフォルトでは「http://」から始まるアドレスになっています。
これを「https://」に変更する作業を行ないます。
管理画面でURLを変更する前に、必ずサイトのURLを「https://(あなたの取得したドメイン)」のURLにアクセスし、サイトが表示されるか確認してください。サイトが表示されたらSSL化が完了しているのでWordpressの管理画面から「https://」に変更する作業を行ないます。
もし「https://(あなたの取得したドメイン)」のURLにアクセスし、エラーが表示されサイトが表示されない場合はSSL化が完了していません。管理画面のURLはhttp://のままにし、「https://(あなたの取得したドメイン)」でサイトが表示されるようになるまで時間を置いてください。
SSL化されサイトURLがhttps://~になるとユーザーがサイトを閲覧したりデータをやり取りする時に、暗号化されて通信するようになるので安心です。
またWordPressには色々な機能を取り込んでカスタマイズできるプラグインというツールが利用できます。
初期設定で必要なものを入れておきましょう。
たとえばスパムを排除してくれる「Akismet」や、文字化けを防いでくれる「WP Multibyte Patch」といったプラグインが最初から入っているので、有効化しておくとよいです。
他にもSEO対策に便利なものやHTMLタグを登録できるものなど、プラグインを自分で入れることも可能です。
ページのデザインを変更したい時は、管理画面の「外観」にある「テーマ」から変更してください。
最初から用意されているものだけでなく、購入したテーマや外部で取得したテーマを新規追加して使うこともできます。
7.記事を作成し、投稿(公開)する
最低限の設定が終わったら、記事が投稿できるようになります。
ログインページからログインし、管理画面を開くとダッシュボードが表れます。
そこに「投稿」ボタンがあるので、それを押すと記事の投稿ができます。
新しく記事作成する時は、新規追加をクリックし記事を書いてください。
まず一番上の空欄部分にタイトルをつけます。
その下の空欄に記事を書き込むのですが、「ビジュアル」と「テキスト」2つの記入方法が選択できます。
ビジュアルを選ぶとWordのような感覚で記事が作成できるので、Wordを使い慣れている人はビジュアルがおすすめです。
写真などの画像を入れたい場合は、「メディアを追加」というボタンから好きな画像を選ぶことができます。
記事の作成が終わったら、右側の「公開」ボタンを押して記事を投稿しましょう。
記事を投稿する時にカテゴリーが設定できるので、記事の内容に合ったものを選んでおきましょう。
選びたいカテゴリーがない時は、「新規カテゴリー追加」から新しいカテゴリーを作成してください。
いきなり公開するのが不安な場合は、「下書きとして保存」をしておけば公開せずに記事を保存できます。
ワードプレス(Wordpress)始め方のまとめ
ワードプレスは安定してブログを運営するために必須のサービスで、自分で自由に設定できる点が大きな魅力です。
初心者の方にとっては難しそうに見える設定もあるかもしれませんが、初めのうちは今回お伝えした内容で十分かと思います。
1つずつしっかり進めていってくださいね!
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